12~20歳の診療について

成長期の今だからこそ、
将来につながるお口のケアを
12~20歳は永久歯が生え揃い、お口の環境が安定してくる一方で、親の手を離れ、自分でお口を管理する「自立」の時期でもあります。部活や塾、友人との外食などで生活リズムが大きく変わり、歯みがきがおろそかになったり、間食や飲料の摂取が増えたりすることで、むし歯や歯ぐきの炎症が進行しやすくなります。思春期のホルモンバランスの変化により、歯肉炎が起こりやすくなることもあります。保護者の方の目が届かなくなる分、セルフケアの質が将来の歯の寿命を左右する大切な時期です。当院では現在の状態を丁寧に確認し、将来を見据えたケアや治療の選択肢をご案内しています。気になる症状があれば、早めにご相談ください。
この時期に大切にしたいポイント

一生ものの歯を守る習慣づくり
この時期には、一生使う全ての永久歯が生え揃います。だからこそ、将来を見据えたケア習慣を身につけることが大切です。忙しい毎日の中でも、自分に合った無理のない方法を確立することが、生涯にわたるお口の健康につながります。

トラブルの早期発見・予防
部活動や勉強で生活が不規則になりやすい年代ですが、定期的なチェックを受けることで、むし歯や歯ぐきの炎症を早期に発見し、予防へとつなげることができます。症状が出る前の管理が重要です。

本格的な矯正治療を
検討しやすい時期
中高生は顎の骨がまだ柔らかく、歯が動きやすい時期です。大人になってから始める場合と比べて治療が進みやすく、本格的な矯正治療を検討しやすいタイミングといえます。
知っておきたいこの時期のリスク

「第二大臼歯(12歳臼歯)」の
むし歯リスク
12歳前後に生えてくる第二大臼歯は、奥に位置していてみがきにくく、むし歯になりやすい歯です。特に生え始めは歯ぐきに一部が覆われていることもあり、汚れがたまりやすくなります。早い段階からの丁寧なケアと定期的な確認が重要です。

不規則な食習慣と
みがき残しへの注意
塾帰りの夜食やスポーツ飲料の頻飲、コンビニ食の増加などにより、むし歯リスクが高まりやすい年代です。さらに、生え変わりが重なる時期は歯の高さが揃わず、抜けた隙間にも汚れがたまりやすくなります。生活習慣の見直しと適切なセルフケアが大切です。

思春期特有の歯ぐきトラブルと
親知らずの影響
成長期のホルモンバランスの変化により、歯ぐきが腫れやすく出血しやすい「思春期歯肉炎」が見られることがあります。また、10代後半からは親知らずの萌出が始まり、痛みや腫れなどのトラブルが起こることもあります。違和感があれば早めの受診をおすすめします。
この時期の受診について
(時期別の目安)
合間や夏休みや
冬休みを利用して
歯科検診のあと
この時期の予防・診療メニュー
予防処置
- むし歯を予防したい
- 正しい歯みがきを覚えたい
- 将来もきれいな歯を保ちたい
成人矯正
- 歯並びをきれいにしたい
- 横顔をきれいにしたい
- 笑う時に口元を隠してしまう
- 噛み合わせに違和感がある
一般歯科・口腔外科
- むし歯がないか見て欲しい
- むし歯を治療したい
- 親知らずを抜歯したい
- 顎が痛い
セラミック
メタルフリー治療
- 銀歯のすき間や段差が気になる
- 被せ物が変色してきた
歯周病治療
- 歯ぐきから血が出ることがある
- 口臭が気になる
- 歯ぐきが下がってきた気がする
よくあるご質問
Q
思春期に歯ぐきが腫れやすいのはなぜですか?
思春期はホルモンバランスの変化により、歯ぐきが炎症を起こしやすくなることがあります。適切な歯みがきと定期的なケアが大切です。
Q
矯正治療はこの年代からでも始められますか?
はい。歯並びや噛み合わせの状態によっては、この時期から矯正治療を検討できる場合があります。まずは現状を確認することが大切です。
Q
部活動が忙しくても通院できますか?
治療内容によって通院頻度は異なりますが、学校生活や部活動のスケジュールに配慮しながら進めることが可能です。
Q
歯ぎしりや食いしばりは相談できますか?
はい。無意識の歯ぎしりや食いしばりは、歯や顎に負担がかかることがあります。症状に応じて対応を検討します。
Q
定期検診はどのくらいの頻度で受けると良いですか?
お口の状態にもよりますが、数ヵ月ごとの定期検診を受けることで、トラブルの予防や早期対応につながります。